海外の医療機関との連携：フローレンス法
フランス・イタリア

フランスとイタリアの医師との連携：フローレンス法

当院は、ラクにリスクの少ない治療を安心して受けていただくために、海外の医療機関と積極的に連携をとっています。
今回は、脊柱管狭窄症に対する新しい治療法を導入するために、フランスとイタリアからの医師をお招きして、新治療・フローレンス法の実習を行いました。

脊柱管狭窄症は、最も多い脊椎疾患であり、その治療は外科的手術がメインとなっています。しかし、手術はリスクが高く、再発率も高いため、リスクの少ない脊柱管狭窄症の低侵襲治療は課題となっていました。
そういった中で、イタリアにて特殊なデバイスが開発され、それを埋入することで、狭くなった脊柱管を広げることができます。これはフローレンス法です。
当院にメーカーの方々と、長年脊柱管狭窄症の治療を行っているコールマン医師を招き、フローレンス法の詳細説明のレクチャーをしていただき、実際の治療を行いながら技術指導を行っていただきました。

フローレンス法は、脊柱管狭窄症に対してだけではなく、すべり症、椎間関節症にも効果的です。今回の研修を通して、腰椎疾患の治療に関して意見交換をし、更なる治療の発展を目指していきたいと思います。

3日間という短い期間で行われたこの研修の様子を写真でお伝えしたいと思います。