治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.125】手術を受けたくなく当院にて治療した患者様

患者様

70代 女性

2023年8月治療 治療から約11カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5,5/s)に椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

2021年 尻餅をついてから腰痛・しびれの症状が出始める。

近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。手術を提案されたがしたくない為、鍼灸に通い様子を見ていた。

2022年 起き上がろうとした際腰が痛くて立ち上がりが出来なかった。再度鍼灸に通い始めたら少し楽になってきた。

根治目的で当院に来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前7333
治療から1週間後4030
治療から1か月後6211
治療から6か月後1101

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、腰の痛み・しびれともに残っている。

1か月経過時、しびれはマシにはなってきているが、立っている時に腰に重たさを感じる。

3か月経過時、連絡がつかず。

6か月経過時、不意に症状が軽くなり楽になった。

今回の患者様は、椎間板ヘルニアによって症状を引き起こされてたと考えられます。

当院併設のリハビリに月1回の通院と、自主的に1日1時間程度自宅にてリハビリをしていました。

元々リハビリに対しては積極的に取り組んでおられていた患者様でした。

治療とリハビリの効果が相乗的になりふと瞬間に楽になったと思います。今後も無理しない程度にリハビリを続けてもらえればと思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長