治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.105】治療後半年経過後、症状改善した患者様

患者様

70代 女性

2023年5月治療 治療から約10か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5、5/s)に椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

2023年1月  重い荷物を持った後に長時間運転をした。その後から腰と股関節が痛くなり始めた。近医の整形外科を受診し椎間板ヘルニアと診断を受ける。

内服薬で様子を見ていたが痛みは少し良くなったが痺れが残っている。

症状改善の為、当院を受診。 

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前2362
治療から1週間後4234
治療から1か月後2231
治療から3か月後2554
治療から6か月後2000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、腰から臀部にかけて痛みがある。

1か月経過時、右足のすねにしびれを感じる。

3か月経過時、右足のしびれは残っている。腰から下肢にかけて少し痛みがある。

6か月経過時、症状がとても良くなった。起床時の腰の痛みが1日の中で一番痛いが動いてくると良くなっていく。

今回の患者様は、L4/5、5/sの椎間板ヘルニアが要因だと考えられます。

起床時に痛みが出るのは血行の流れが悪いからです。体を動かすことにより血行が良くなり徐々に痛みが無くなっていきます。

就寝中の血行を良くする事は厳しいですが、起床したらストレッチをすることはとても効果的です。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長