治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.113】治療後より活発に活動している患者様

患者様

70代 女性

2023年1月治療 治療から約1年経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5)に脊柱管狭窄症が認められます。

L4は前方すべり、L5は椎間板の狭小化が認められます。

治療前の経過・治療について

10年以上前より左大腿の痛み、時々腰に痛みを抱えている。

2022年9月ごろより、股関節付近も痛くなり始める。近医の整形外科を受診し、すべり症と診断を受ける。

症状改善目的で当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前2204
治療から1週間後1102
治療から1か月後1101
治療から3か月後1101
治療から6か月後1101
治療から12か月後1101

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、全体的に良くなった感じがする。

1か月経過時、階段を登れるようになった。痛みを気にせずよく眠れるようになった。

3か月経過時、お出かけが増えた。日々痛みが変わるが激しい痛みは無くなった。

6か月経過時、以前よりは動けるようになったが、少し膝が痛い。

12か月経過時、治療前より症状は落ち着いている。出かけることが億劫にならなくなり良かった。

今回の患者様は、L4/5の脊柱管狭窄症が原因だと考えられます。

治療前は寝るのがとても辛かった患者様ですが、治療後より痛みを気にせずよく眠れるようになって良かったです。

積極的に外出をしており、たくさん動いてることも良くなった要因になったと思います。

症状を気にせず生活を送れる手助けが出来て良かったです。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長