治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.162】椎間板ヘルニアによる症状が緩和した患者様

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患者様

70代 男性

2023年12月治療 治療から約15カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L1/2)に椎間板ヘルニアを認め、他にL2/3,3/4,4/5にも治療を行いました。

治療前の経過・治療について

30代の頃に初めてぎっくり腰を発症し、以降何回か繰り返している。

最後の発症は、診察日の1カ月前で現在の症状は少し落ち着いている。

症状を改善するため当院に来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6000
治療から1週間後5000
治療から1か月後4000
治療から3か月後3000
治療から6か月後2000
治療から12か月後1000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、中腰姿勢になると症状が強くなる。

1か月経過時、少し良くなってきている。悪くなっている所はない。

3か月経過時、痛みより違和感に変わってきている。

6か月経過時、痛みがどんどん軽減してきている。長時間の座位や運転でも症状が出なくなった。

12か月経過時、違和感を感じるが症状は落ち着いている。

今回の患者様は、椎間板ヘルニアによる症状の可能性が高いです。

治療効果としては5割程度と判断しておりましたが、今回ほぼ症状が消失しており治療はとても効果的であったと判断出来ます。

患者様が取り組まれていた運動しては、主にストレッチでした。その他の運動に関しては環境が整わなく厳しい部分もありました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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