治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.177】脊柱管狭窄症により腰の痛み・しびれを抱えている患者様

患者様

30代 男性 

2024年2月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5)に脊柱管狭窄症を認めます。

治療前の経過・治療について

中学生時代にサッカーをしていた時に、腰を痛めたりしていた。

2024年、腰の痛み・左下肢のしびれ症状が出て、近医の整形外科を受診し椎間板ヘルニアと診断。投薬で経過観察となる。

多少症状は落ち着いたが、根本治療を目指し当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前8866
治療から1週間後3333
治療から1か月後1222
治療から3か月後0000
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、全体的に症状は緩和しているが、左下肢は違和感を感じる。

1か月経過時、椅子からの立ち上がりの際の腰の痛みは無くなった。歩いているときの左下肢の痛みは無くなったが、しびれは残っている。

3か月経過時、痛み・しびれの症状がなくなった。

6か月経過時、3箇月目と同様で症状が無いまま生活を送れている。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症が主症状の原因の可能性が高かったです。。

L4/5の両椎間孔が狭窄しており、下肢の痛み・しびれの症状が出る部分と一致しておりました。

また、L5/sに関しては椎間板にひび割れ所見を認め、過去の腰の痛みの原因の可能性が高い為、治療を致しました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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