椎間板ヘルニアと診断されたら、どのように病院を選べばよいか、どこで治療を受けたらよいか、悩むことはあるでしょう。
何を基準にして、病院や医師を選べばよいのでしょうか。
病院・医師を選ぶ基準
多くの場合は、手術件数、医師の職位、学位の有無などが基準とされます。
医師として優秀だから、職位が高い、学位があるというわけではなく、また逆に職位が低い、学位がないからといってその医師が信頼できないわけでもないので、職位や学位は必ずしも当てになるとは言えません。
では、病院や医師を選ぶ際は何をポイントにすれば良いでしょうか。
手術件数
手術や治療の件数は確かに重要なポイントの一つです。件数が多ければ多いほど、施術する医師は経験が豊富であることとなります。症例数が多いと、自分の病態、自分の症状に合う治療ができる可能性も高くなります。
ただし、症例数は公開していない場合もありますので、お問い合わせの際や治療前の診察時に確認してみても良いでしょう。
技術力
もう一つ大事なポイントは技術力です。治療が低侵襲であれば、高い技術力が必須です。
これを知るための最も確かな方法は、実際に治療を受けた患者の口コミです。検討中の医療機関で治療を受けたお知り合いがいましたら、聞いてみても良いでしょう。
近年はネットで簡単に口コミを発信することができますので、簡単に治療に関する情報を得ることができる一方、中には偽口コミ(実際に治療を受けていないのに悪い口コミを書く)なども混ざっていることもありますので、要注意です。
説明力
診察時に正確な診断をしたうえ、患者に所見や治療内容をわかりやすく説明できるかは、医学知識のない患者にとって重要な点です。病気のことを正しく理解できなければ、治療内容も把握できなければ、なかなか治療する決心になりません。
治療を受けようかどうしようか迷う場合は、まず診察だけを受けて、先生の説明を聞いたうえで決めればよいでしょう。
人間力
もう一つ大事なポイントは、人間力です。医師は、一人ひとりの患者のために全力を尽くす人でなければなりません。
また、他の医師の手術・治療、他の病院を誹謗・中傷して、自身の価値を上げようとする医師が残念ながらいます。このような不誠実で不遜な態度のある医師を避けたほうが良いです。
診察時に医師にすべき質問
治療を受ける前は、必ず診察を受けることとなります。治療のことで悩む場合は、時間をかけて医師の話を聞ける医療機関が良いでしょう。短時間で診察が終われば、所見や治療内容が十分に理解できないままとなってしまう可能性がありますので、問い合わせ・予約の際は診察の時間を確認したほうが良いかもしれません。
診察は、先生からの話を聞くだけではなく、自分からも質問して疑問に思う点、悩んでいる点を確認できます。
椎間板ヘルニアと診断されたら、どのようなことを聞けば良いか悩む方もいているでしょうから、医師に確認しても良い質問をご紹介します。
椎間板ヘルニアかどうかの診断はどのようにしますか?
正確な診断は、現在の症状やこれまでの病歴を確認して、MRIやレントゲンで精密検査を行った上で、身体の診察の結果で総合的に行われます。MRIでヘルニアが写っていたとしても、痛みやしびれなどの症状の原因が別にある場合もありますので、MRI検査の画像だけでなく、総合的な診察を受ける必要があります。
椎間板ヘルニアを放置したらどうなりますか?
椎間板ヘルニアは症状が消失し、自然治癒する可能性がある疾患です。
しかし、ヘルニアの状態、症状のつらさによっては、放置することが危険な場合もあります。診察時は必ず、自分の症状や病態に関して確認したら良いです。
一度治療したヘルニアが再発することはないのでしょうか?
どのような治療が行われたかによりますが、椎間板ヘルニアが再発することがあります。診察時はその医療機関の治療後の再発率や合併症などに関して確認しても良いでしょう。
椎間板ヘルニアの手術後気をつけなくてはいけないことは何ですか?
治療法によっては、治療後の復帰期間が異なります。治療後は、どのくらいの期間で歩けるか、いつ帰宅できるか、いつから日常的な作業や運動ができるか、全部確認してみましょう。
当院は、医師による診察を30分ほどかけてじっくりと行い、患者様一人ひとりに合った最適な治療プランについて検討しご提案をいたします。
診察前に、治療適応の有無を知りたいという方のために、無料画像相談もできます。
損傷した椎間板を修復するセルゲル法をはじめ当院の治療は低侵襲で、リスクの治療で日帰りで受けることができます。
椎間板ヘルニアと診断されたことのある方、腰痛でお悩みの方は、是非一度当院での診察を受けることをご検討ください。