ゴルフは一般的に腰へのストレスが大きいスポーツということは周囲の事実です。それ故に、ゴルフをしている方の中には痛みを我慢しながらプレーを継続されている方や、満足にプレーが出来ていない方が多くおられます。今回はゴルフ中にどのようなストレスが腰に加わっているのかをご紹介をします。 ゴルフのインパクト時に腰に加わる負担は最大となり、発生する腰へのストレスは以下のようなものがあります。 ・圧縮力：椎間板や椎間関節を圧縮させる力 ・せん断力：椎間板や椎間関節を前後に滑らそうとする力 ・回旋力：椎間板や椎間関節を捻じろうとする力 ・側屈：片側の椎間関節を近づけようとする力 実際のゴルファーで腰に痛みがある方に調査をした結果、インパクトからフォロースルーにかけて右腰に痛みが出現しているケースが多く、椎体や椎間関節の骨変化も右の方が多かったと報告されています。 したがって、ゴルフを長く続けるためにはこれらのストレスを最小限にとどめるようなフォームや体をしなやかに使える柔軟性、体を安定させる筋力などを獲得していくことが必要になってきます。