治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.44】お尻・下肢の痛みが消失した患者様

患者様

30代 男性

2022年9月治療 治療から約9か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5の椎間板)に椎間板変性が認められます。

治療前の経過について

1年前     腰が痛くなり近医の整形外科を受診し椎間板症と診断を受ける。服薬・リハビリをしたが改善せず。

当院にて治療の形となる。

治療について

治療は椎間板のL4/5の椎間に対して、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前7615
治療から1週間後7615
治療から1か月後5303
治療から3か月後5300
治療から6か月後3000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、現状変化なし。

1か月経過時、同じ体制でいると腰に痛みが出る。

3か月経過時、ずっと立っていたり、座ってると痛くて辛いが、動いている時は気にならなくなった。

6か月経過時、日常生活では痛みを感じなくなってきた。重い荷物を持ったりすると痛みが出てくる。

今回の患者様は、お尻・下肢から良くなっていきました。

修復により、椎間孔狭窄に改善がみられた結果だと思います。

もう少し時間が経てば腰の症状も良くなっていくと思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹