当院でのセルゲル法は、椎間板の修復効果があり症状の有効率を上げるだけでなく再発率が極めて低くなっています。 ですが日々の生活習慣によって徐々に悪化する可能性もあるため、生活習慣の見直しによりさらに再発率を低くできるよう改善する事が必要です。 原因 1. デスクワークで長時間座ったままの場合 下半身を支える腰に負担がかかるため、腰痛になるリスクが高い 2. 日々、生活にストレスを感じている場合 意外な事にストレスと腰痛には因果関係があり、ストレスは脳に対し影響があり血流をコントロールし腰痛を引き起こす 3. 運動不足で筋肉が衰える場合 運動不足によって腰の筋肉が衰えると、脊椎を支えるために筋肉に負担がかかり腰痛が悪化する原因になる 4. 重労働による場合 前かがみ動作だけでなく、重いものを持ち上げると、背中の筋肉が過剰に収縮し椎間板をつぶすような力が加わる 予防 まずは良い姿勢を心掛ける。座っている場合だけではなく立っている姿勢から意識する事が重要です。 左右、片方の足に負担をかけることは避け、なるべく両方の踏み方、体重のかけ方に対して同じようにすることを意識し足裏全体を使った動作を心掛ける。 ストレス改善による基本的な対処の一つとして、睡眠をきちんととることが重要な他、適度な運動、ストレッチをする。ウオーキングや背中周りや肩をほぐすストレッチは腰痛予防によくストレス発散にも効果的です。 重労働、重い荷物を持ち上げるときは、自分では軽いと思う荷物でもひざを曲げて持ち上げるようにし、重心を落として重たい物を持ち上げることで腰にかかる負担が少なくなり、ひざを曲げることでひざの筋力で荷物を持ち上げることができる。 まとめ 当院のセルゲル法は椎間板を修復する事で抱えている痛み、しびれといった症状を和らげる効果が見込めます。また、注入した薬剤がインプラント化する事で椎間板内で緩衝材としてクッション機能の役割があり再発率低下に繋がります。 その後再発防止として生活習慣の改善が重要になります。上記予防を行う事でさらに再発率低下に繋がる身体のケアとなります。 ILC国際腰痛クリニック東京
この記事の執筆者:理事長 吉田直樹