【治療経過のご紹介 No.183】長年の腰痛が消失した患者様
カテゴリー:
患者様
30代 男性
2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過
症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5、5/s)に椎間板変性症を認めます。
治療前の経過・治療について
中学生の部活時に、立てなくなるほどの腰痛を発症。
20代前半の時に長時間の座位で腰に痛みが出る。以降繰り返し腰痛が出るようになる。
2022年近医の整形外科を受診した際に外科手術を提案されるが、症状改善した為しなかった。
2023年に腰痛が出てからずっと痛みが続いており、症状改善の為に当院来院。
治療後の経過について
各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
---|---|---|---|---|
治療前 | 5 | 5 | 3 | 4 |
治療から1週間後 | 1 | 1 | 1 | 1 |
治療から3か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
治療から6か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。
1週間経過時、全体的に症状が軽減し、日常生活が不便なく送れている。
1か月経過時、仕事で忙しく連絡が取れず。
3か月経過時、症状なく生活を送れている。
6か月経過時、症状良くなってから悪化することなく生活を送れている。
今回の患者様は、椎椎間板変性症の患者様でした。
画像上では、線維輪断裂などは認めませんでしたが繰り返しの腰痛の原因としては椎間板の可能性が高いです。
セルゲル法によって、数年間悩んでいた腰痛が消失し、問題なく日常生活を送れている事はとても嬉しく思います。
※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
当院の治療法について
今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。
セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)
セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長