治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.132】脊柱管狭窄による症状が改善した患者様

患者様

80代 男性

2023年9月治療 治療から約12カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4,4/5,5/s)に脊柱管狭窄が認められます。

治療前の経過・治療について

60代の時にゴルフをしていたら腰を痛め、近医の整形外科を受診し脊柱管狭窄症と診断

去年足があがらなくなり引き摺りながら歩くようになる

治療目的で当院来院

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前69106
治療から1週間後5793
治療から1か月後3443
治療から3か月後0040
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、歩くのが楽になった。

1か月経過時、全体的に楽にはなっているが5分歩くと両足がしびれてくる。しびれは1日感じている。

3か月経過時、両足の裏のしびれだけ残っている。

6か月経過時、痛み・しびれは無いが、足の裏が冷たく感じている。

今回の患者様は、脊柱管狭窄によって症状が出ていたと考えられます。

症状が長く出ており椎間板以外の原因もあった為、治療効果としては低いと思われる患者様でしたが、症状が改善してとても嬉しい反面驚きもありました。

セルゲル法の力を改めて思い知り、今後も痛みに悩んでいる患者様に対して少しでも力になれればと思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長