治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.189】治療後、歩行距離が延びた患者様

患者様

70代 男性 

2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5)に脊柱管狭窄症を認めます。

治療前の経過・治療について

2016年に初めて腰痛発症。近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症・すべり症と診断。

痛み止めで様子をみることにした。

2024年1月朝にこむら返りになり、その後腰痛が強くなった。

症状改善の為、当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前4125
治療から1週間後2123
治療から1か月後3112
治療から3か月後3211
治療から6か月後1021

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、体調に合わせながら3000~4000歩程度歩いている。

1か月経過時、腰・両側の足の外側に痛みや違和感を感じる。

3か月経過時、キリキリした痛みは無くなった。

6か月経過時、腰の状態は良い。2,3週間前に3km程度歩いたら足に少ししびれ症状は出たがその後は良くなった。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症の患者様でした。

治療後、一時症状は増悪してしまったが、治療前より歩行距離が延び治療をやってよかったと言っていただきました。

今後も、治療をして改善した人が増えるよう邁進してまいります。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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