治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.85】他院にて老化といわれたが当院治療後改善した患者様

患者様

70代 男性

2023年3月治療 治療から約8か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4の椎間板)に椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

25歳の頃椎間板ヘルニアで入院後、改善。

2016年    再び腰に痛みを感じるようになる。近医の整形外科を受診したが、加齢といわれ特に治療をしていなかった。

インターネットで当院を見つけ、治療目的で当院を受診。 

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6343
治療から1週間後6343
治療から1か月後8233
治療から3か月後3223
治療から6か月後2221

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療前から症状変わらない。

1か月経過時、痛みがひどく痛み止めを服用している。

3か月経過時、少し症状が改善したが寝返りをうつのか困難な状態。

6か月経過時、全体的に良くなっている。治療前と比べたら8割程度良くなった。

今回の患者様は、L3/4の椎間板ヘルニアが症状を引き起こしているメインだと考えられます。

ヘルニアへの治療はどうしても時間が掛かってしまいます。

その間に、痛みで動かなくなってしまうと筋肉が落ちてしまいます。

患者様には、普段と変わらない日常生活や少しの運動、お風呂で体を温めたりして血行を良くすることを当院では推奨しています。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹