治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.13】痛み・しびれ共に消失した患者様

患者様

50代 男性

10月治療 治療から5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(2/3,3/4,4/5,5/sの椎間板)に、椎間板変性の所見が出ていました。

20年前から腰に痛みがある。

保存的治療とコルセット装着で生活を送っていたが、2021年5月より右下肢にしびれ・痛みが出始めた。

治療は2/3,3/4,4/5,5/sの椎間板4箇所、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前3430
治療から1週間後2210
治療から1か月後1100
治療から3か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、重く痛い感じがある

1か月経過時、少しだけ重く痛い感じはある。歩くと右足が少し張る感じがある。

3か月経過時、だいぶ良くなってきた。運動している時は少し重くなったりするが、日常生活では痛みもしびれもなく過ごせている。

治療から時間経過により少しずつ良くなってきている様子でした。

右下肢のしびれ・痛みも無くなり運動出来るようになったことを大変うれしく思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹