治療症例紹介・コラム

Colum 加齢による腰の衰え、どうにかならないの?70代でもできる、かんたんトレーニング

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脊椎は体を支えるもので、人間の活動に重大な役割をしています。

歳をとっていくと、脊椎を構成している椎骨や椎間板に変性が起きてきます。中には腰椎にかかる負担が最も多く、加齢による劣化が原因で腰痛が発生する場合が多いです。

今回は、腰痛を引き起こさないための簡単なトレーニングを紹介します。

腰痛を引き起こさないためのトレーニング

骨盤と腰椎の動かす運動

骨盤と股関節の動きが悪くなると、腰に負担が掛かりやすくなります。

この運動を行うことで、骨盤と股関節の動きが良くなり、腰の負担を減らすことができます。

1.あぐらをかいて座る

2.骨盤を後ろに倒してから、腰を丸める

※腰を丸める時は体が前に倒れないようにしましょう。

3.骨盤を前に起こしてから、腰を伸ばす

※腰を伸ばす時は、腰を反らしたり、背中に力を入れすぎないように気をつけましょう。

胸椎(胸の背骨)を動かす運動

胸椎の動きが固くなると、腰に負担がかかりやすくなります。

この運動をすることで、腰の負担を軽減させることができます。

1.あぐらをかいて座る

2.みぞおちに手を当てる

3.当てた手を真横にスライドさせるように上半身を左右に動かす

※上半身を横方向へ動かす時は、体が捻じらないように気をつけましょう

骨盤と背骨全体を動かす運動

この運動の目的は、骨盤・腰椎・胸椎の動きを滑らかにすることです

1.真ん中の画像に示されているように座る(スタートポジション)

2.骨盤を後ろに倒して、腰を丸めて、お腹を覗き込むように胸を丸める(左の画像)

3.スタートポジションに戻る

4.骨盤を起こして、腰を起して、鼻筋を斜め上に突き出すように胸を起す(右の画像)

運動を行う際の注意点

運動をする時は力まずに、やさしく動かしてください。

運動の時間は2~3分を目安にしましょう。

動かしにくい部分もあるのでしょうが、その部分を念入りに動かしておきましょう。

当院の治療

トレーニングは腰痛の予防に有効的ですが、既に痛みがあり、椎間板ヘルニアなどの疾患と診断されている場合は、治療も必要なケースがあります。

当院は、損傷した椎間板を修復するセルゲル法、狭くなった脊柱管を広げるフローレンス法・Qフローレンス法を行っております。

いずれの治療も体に負担の少ない低侵襲治療であり、局所麻酔で行われます。入院が必要なく、日帰りで受けられます。

また、当院は「腰痛特化型リハビリ」も実施しており、様々な腰痛、幅広い年齢層の腰痛に対応できます。

腰痛でお悩みのある方は、是非一度当院での診察を受けることをご検討ください。

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