治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.144】整形外科未受診の患者様

患者様

40代 男性

2023年11月治療 治療から約12カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L2/3,3/4,4/5)に椎間板変性症が認められます。

治療前の経過・治療について

20年前から腰痛・下肢の痛みを抱えていた。

整形外科は受診していなく、カイロプラクティックに通っている。

痛みが改善しない為当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前9800
治療から1週間後1000
治療から1か月後0000
治療から3か月後0000
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療後から痛みやしびれは感じなくなってきている。ここ最近腰が引っ張られる様な感じがする。

1か月経過時、痛みが無くなった。

3か月経過時、症状悪化もなく問題無く生活を送れている。

6か月経過時、何をしても痛みが出なくなりとても嬉しい。

今回の患者様は、椎間板変性による椎間孔狭窄がメインの症状だと考えられます。

今まで整形外科受診をしていない為、見解としては難しいですがブロック注射による即効性の効果により早い段階で症状が無くなったと考えられます。

今回に関しては、セルゲル法よりもブロック注射による治療効果の方が高い可能性もあります。長期的にみるとセルゲル法の治療効果も効き相乗効果のようになっていくと考えられます。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長