治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.186】時間経過と共に経過良好になった患者様

患者様

60代 男性 

2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4)に脊柱管狭窄症を認めます。

治療前の経過・治療について

2022年頃から、腰の痛みと下肢の痛みがあった。

近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。

症状改善の為に当院来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6404
治療から1週間後0000
治療から1か月後5303
治療から3か月後2000
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、痛みなどの症状が無くなった。

1か月経過時、腰は重い感じがしていて、両下肢は張っている感じがする。

3か月経過時、日常生活上では症状なく送れているが、長時間作業をしていると腰に違和感を感じてくる。

6か月経過時、起床時に少し違和感を感じるが少し経つと何事も無かったようになる。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症の患者様でした。

治療後1週間はブロック注射の効果が出て腰・下肢の症状が改善しました。

1カ月程度でブロック注射の効果が少なくなり、症状が再燃した形になります。時間経過と共にセルゲル法の効果が出始めて治療から6カ月程度で症状が落ち着いた形となりました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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