治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.45|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 50代 男性

これまでの患者様の経過について

 昔からの腰痛あり。今年の1月に、足のしびれ発症。

 病院受診すると、脊柱管狭窄症と診断される。

 手術をするほどではないと言われ、内服で経過観察。

 症状改善目的で来院。

治療前の症状について

 体位変換時の痛み、右優位の腰痛、右足の親指としびれ

 右優位の両側大腿前面から外側のしびれ。下腿外側のしびれ。

 

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い7253

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛み部分-腰、下肢

 前屈:痛みあり

 後屈:痛みあり

 ラセーグ:右70度陽性

 圧痛点:なし

 咳、くしゃみ:今年の初めはひびいていた。今はひびかない

 

 

・日常動作

 歩行は問題ない。横になると痛みを感じない。

 洗顔時問題なし。起床時、立ち上がると痛む。

画像及び所見について

  • L1/2,2/3,3/4,4/5-椎間板変性、膨隆
  • 側弯症

 以上のことが画像上認められます。

・L3/4,4/5-椎間板変性、膨隆、椎間孔狭窄を認め、神経圧排による主症状の原因の可能性が            高い。

 L1/2,2/3-椎間板変性、膨隆を認め主症状の原因の可能性がある。

治療について

患者様と相談の元、L1/2,2/3,3/4,4/5にセルゲル法を施行

治療は丸山医師が行いました。

治療は45分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル4箇所=1,650,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長