治療症例紹介・コラム

Colum 【ぎっくり腰とは】

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「ぎっくり腰」欧州では「魔女の一撃」と呼ばれています。いきなり腰に激痛がはしり動けなくなることから、海外でも別の呼称が定着し、こう呼ばれるようになったようですね。
ぎっくり腰は急に起きる強い腰の痛みを指す一般的な名称であり、病名や診断名ではありません。
何か物を持ち上げようとしたとき腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、起床時やその直後に何もしなくても起こることもあります。
痛みの原因はさまざまです。
・腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)
・腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷
などが多いと考えられます。
その際に下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには椎間板ヘルニアや中年以上では腰部脊柱管狭窄症などの病気(疾患)の可能性もあります。
通常ではない強い腰痛を経験したり、検査が怖いと病院と疎遠になっている方や何回かぎっくり腰のご経験がある場合は一度検査することをおすすめします。
当クリニックでは傷ついた椎間板に対してアプローチすることが可能となっております。

ILC国際腰痛クリニック東京

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹