治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.101】20代の患者様

患者様

20代 男性

2023年5月治療 治療から約9か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/sの椎間板)に椎間板変性が認められます。

治療前の経過・治療について

20歳前後  腰に痛みを感じ始める。

2021年頃  近医の整形外科を受診し、椎間板に変性があると診断を受ける。薬などで様子を見ていたが悪化してくる。

症状改善の為、当院を受診。 

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前4331
治療から1週間後2110
治療から3か月後2121
治療から6か月後2121

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療後2日間は鈍痛があったが今はない。腰が重たい感じがする。

3か月経過時、治療前に比べて良くなっている。

6か月経過時、寒くなってきて張りや痛みが少しある。症状が出ない時もある。

今回の患者様は、L5/sの椎間板が症状の要因だと考えられます。

症状のレベルは半減程度だが、症状が出る頻度が減ってきている状態でした。

当院としては、残存症状に関してはリハビリやご自身でのストレッチを推奨しています。

患者様の意見としては治療前に比べて生活しやすくなり嬉しいとのお言葉を頂き大変うれしく思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長