治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.119】治療後順調に改善した患者様

患者様

60代 女性

2023年7月治療 治療から約1年経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L2/3,3/4,4/5)に椎間板変性が認められます。

治療前の経過・治療について

2023年から左下肢にしびれが出るようになる。徐々に右下肢にもしびれ症状が出始める。

近医の整形外科を受診し、すべり症と診断を受け投薬とリハビリにて様子をみているが改善せず、症状改善目的で当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前2351
治療から1週間後3442
治療から1か月後1341
治療から3か月後1221
治療から6か月後0111

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、動くと少し痛みが出るが治療して安心感を感じる。

1か月経過時、疲労が溜まってくると腰に痛みが出るが、日常生活では症状のレベルが下がってきている。

3か月経過時、症状は大分楽になってきた。足裏のしびれとだるさがまだ無くならない。

6か月経過時、腰の痛みはまったくなくなった。足のしびれは徐々に良くなってきている。

今回の患者様は、椎間板膨隆によって症状が出ていたと思われます。

最初は貼り薬を使用して日常生活を送っていましたが、痛みが落ち着いてからは貼り薬を使用せず快適に生活を送れるようになり嬉しく思います。

当院併設のリハビリにも通って頂き、家で実践出来るストレッチも欠かさずやっていただきありがとうございます。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長