治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.160】20年間の慢性的腰痛が改善した患者様

患者様

70代 女性

2023年12月治療 治療から約15カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4)に脊柱管狭窄症が認められます。

また、L4/5は椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

50代から慢性的に腰に痛みを抱えていた。

2023年7月長い距離を歩いた後に左下肢が痛くなった。近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。張り薬やリハビリをしたが改善しなかった。

症状を改善するため当院に来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6645
治療から1週間後2222
治療から1か月後1111
治療から3か月後1000
治療から6か月後1200
治療から12か月後1000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、下肢・腰に痛みはあるが治療前よりは良くなっている。

1か月経過時、椅子から立ち上がる時に痛みが出やすい。痛み自体は週に1回程度しか感じられなくなった

3か月経過時、腰が重たい感じがするが運動すると症状は消失していく。

6か月経過時、起床の時に痛みや違和感を感じるがすぐに良くなる。

12か月経過時、腰痛はほとんど感じなくなった。体を動かせるようになり満足している。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症による症状がメインだと考えられます。

治療後の症状も良好で理想的でした。現在は変形性膝関節症によって歩行の際に多少の痛みはありますが腰に対しての症状が激減出来たことは当院としては大変嬉しく思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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