治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.169】下肢のしびれ症状に悩んでいた患者様

患者様

50代 男性

2024年2月治療 治療から約14カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/s)に椎間板ヘルニアを認めます。

治療前の経過・治療について

20代の頃ぎっくり腰を発症。針治療で症状改善。

2023年左下肢に痛みが出る。近医の整形外科を受診し、椎間板ヘルニアと診断。ブロック注射をし、少し改善。その後は様子を見ていた。

痛みの症状は改善しているが、しびれの症状が気になるため、当院を受診。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前2683
治療から1週間後2470
治療から1か月後0020
治療から3か月後0010
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療から2~3日目がしびれの症状が強かった。

1か月経過時、起床時に右足指が軽くピリピリする感じがある。

3か月経過時、1ヶ月目よりしびれ症状は半減している。ゴルフを再開しているが問題なく出来ている。

6か月経過時、ゴルフをしている時もその後も悪化しないで生活出来ている。

今回の患者様は、椎間板ヘルニアが主症状の原因の可能性が高かったです。

主訴としては、しびれの症状でしたが比較的最近の症状だった為治療効果が出るまでの時間も早かったと考えられます。

ゴルフは無理せずに続けていってもらえればと思います。。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

上戻る