治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.178】外科的手術後の患者様

患者様

80代 男性 

2024年2月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L1/2)に椎間板ヘルニアを認めます。

2016年・2023年に除圧術・固定術の手術をしています。

治療前の経過・治療について

2016年に脊柱管狭窄症と診断、手術を施行。

2023年テニス中に腰に痛みが走り、整形外科受診し脊柱管狭窄症と診断。初診から2か月後に固定術を施行し、術後良好であった。

2024年、再び痛みが再燃し手術を行った病院にいったが投薬のみで経過観察となる。

症状改善の為に、当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前8747
治療から1週間後7223
治療から1か月後2211
治療から3か月後0001
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、歩行が楽になり全体的に症状が緩和した感じ。

1か月経過時、腰の痛みがかなり改善した。

3か月経過時、全体的によくなっている。痛みというより違和感という感じになってきた。

6か月経過時、調子が良い状態で生活を送れている。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症の除圧術後・固定術後の患者様でした。

術後の影響もあったかとは思いますが、今回のセルゲル法をした後に症状が改善致しました。

セルゲル法によって症状が改善した為、L1/2の椎間板ヘルニアが今回の症状を引き起こしていたのではないかと推測できます。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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