治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.180】治療から1週間で症状改善し1年後でも経過良好な患者様

患者様

70代 男性 

2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5)に脊柱管狭窄症を認めます。

治療前の経過・治療について

2022年から徐々に腰に痛みが出始めた。

2023年、近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。手術の提案もされたが同意せず。

症状悪化して来た為、当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前4110
治療から1週間後1100
治療から1か月後1100
治療から3か月後1100
治療から6か月後1100

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、全体的に症状は緩和している。ふくらはぎの痛み・しびれは、ほぼ0に近い。

1か月経過時、1週間目と同じ状態で症状は特に出ていない。

3か月経過時、座り姿勢で腰に痛みが出るが、それ以外は問題なく生活出来ている。

6か月経過時、症状緩和してからずっと同じ状態が続いている。

今回の患者様は、脊柱管狭窄症の患者様でした。

治療から1年以上経過した今でも、症状は出ていない状態です。

残存症状に関しては、椎間板以外の原因の可能性があります。主に姿勢を正すと痛みは出ていない状態なので、骨などの原因があげられます。

ご本人様で、姿勢を意識しており痛みが出た際は、姿勢を正し症状が出ない様努めて頂いております。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

上戻る