【治療経過のご紹介 No.191】治療後早い段階で症状が消失した患者様
カテゴリー:
患者様
70代 男性
2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過
症状及び治療について
この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4,4/5,5/s)に脊柱管狭窄症を認めます。

治療前の経過・治療について
2023年2月頃から、右臀部辺りが痛くなることがしばしばあった。近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。痛み止めで経過観察となる。
症状改善の為、当院受診となる。
治療後の経過について
各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
| 腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
|---|---|---|---|---|
| 治療前 | 1 | 0 | 1 | 8 |
| 治療から1週間後 | 3 | 0 | 0 | 0 |
| 治療から1か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 治療から3か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 治療から6か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。
1週間経過時、腰に違和感とだるさを感じるが、ほかの症状は無くなった。
1か月経過時、腰の違和感も消えて症状無く生活出来ている。
3か月経過時、海外旅行に行った際に歩き回ったが、後から症状が出ることもなかった。
6か月経過時、無症状で落ち着いている。
今回の患者様は、脊柱管狭窄症の患者様でした。
椎間板が、症状の原因となっていた可能性が非常に高く、セルゲル法の効果が高く出たと考えられます。
ご自身でも、毎日運動をしており上手に症状と向き合っておられました。
※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
当院の治療法について
今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。
セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)
セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長