治療症例紹介・コラム

Colum 【間欠性跛行とは】

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歩くと足がしびれたり、しばらく痛みが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる症状を言います。脊柱管狭窄症の典型的な症状として現われる事が多いです。

【間欠性跛行の原因とは?】
動脈硬化により血管に十分な血液を送ることができなくなり起こる「閉塞性動脈硬化症」
血流が悪くなることで足の筋肉に血液と酸素が十分行き渡らなくなり、足に痛みが現れる。
脊柱管内の神経圧迫による「腰部脊柱管狭窄症」
背骨の神経が圧迫され症状が生じます。
間欠性跛行発症のメカニズムについては「神経根型」「馬尾型」「混合型」の3つに分けて説明することができます。

【なぜ再発が多いのか?】
間欠性跛行の主な原因である脊柱管狭窄症は、圧迫された椎間板(線維輪と呼ばれる層の部分)がひび割れることで中心成分が飛び出し、その飛び出した部分(椎間板ヘルニア)が脊柱管を狭くすることで起こります。

従来の手術法では、この飛び出した椎間板ヘルニアを切除することで症状を緩和させますが、椎間板のひび割れは修復できていないため、再度ヘルニアが発生する可能性があります。主な再発の原因はここにあり、完治が難しい病気と言われる所以です。

当院が採用するセルゲル法では椎間板のひび割れ部分を埋める薬剤を注射し、それがゲル状になってひび割れを補綴するため、根本的な治療を行うことができます。

ILC国際腰痛クリニック東京

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹