治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.17|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

40代 男性

患者様の症状について

  • 今年の4月のテニス中にぎっくり腰を発症。

  • 7月頃から左下肢痛が出現、椎間板ヘルニアと診断。

  • 10段階で痛みを表すと(1が最小・10が最大)、腰が3、下肢が8、しびれが7。

  • 歩行は困難。

  • 長時間の座位は容易だが、寝返り動作、中腰姿勢・重量物の挙上は非常に困難。その他、立ち上がり・洗顔動作さえも困難を感じている。

画像及び所見について

  • L4/5、5/sに椎間板ヘルニアが認められます。

治療について

L4/5・L5/sにセルゲル法を施行

院長の簑輪が執刀致しました。

2椎間Disco Gelが注入されているのがわかります。

正面からの画像となります。

治療自体15分程度で終了致しました。

左下肢痛が強い為仰向けが厳しくカエル足の姿勢で行いました。

痛みにより姿勢が困難の場合、出来る限り痛くない状態で治療を実施しております。

治療後回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル法2箇所=1,430,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。