治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

本日の治療症例紹介 CASE-No.194|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

70代 男性 

これまでの患者様の経過について

2000年に2度ヘルニアを発症。

2023年11月日左下肢に痛みが出て、力が入らなくなり腰にも痛みを感じるようになる。

2024年近医の整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断。保存療法を行うが症状改善せず。

当院の事を知り受診の流れとなる。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い88108

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰、両足

前屈:変化なし

後屈:腰痛悪化

ラセーグ:陰性

圧痛:なし

間欠性跛行:陽性(400~500mで痛み・しびれ)

・日常動作

歩行時に症状悪化。

画像及び所見について

  • L3/4-脊柱管狭窄症
  • L2/3,3/4,4/5,5/s-椎間板変性
  • L4-若干の後方すべり

以上の事が画像上認められます。

・L3/4-すべりを伴う脊柱管狭窄症を認め、主症状の原因の可能性が高い

治療について

患者様と相談の元、L3/4の棘突起間にフローレンス法を施行

フローレンス留置後の写真です。

治療は55分(麻酔:20分 + 治療:35分)程度で終了

回復室で休憩後、座位・立位・歩行にて問題なしのため、歩いて帰宅されました。

当院の治療法について

今回ご案内したフローレンス法の補足情報です。

フローレンス法の費用:1,540,000円/1箇所(税込み)~2,090,000円/2箇所(税込み) 

※この患者様のケースの費用:フローレンス法1箇所=1,540,000円(税込み)

フローレンス法のリスク・副作用:自験例でも論文でも報告はありませんが、スペーサー挿入により神経や硬膜など周辺組織の損傷の可能性があります。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。脱臼や棘突起骨折の可能性があります。その他、一時的な排尿障害、アレルギー反応などが発生する可能性があります。

この記事の執筆者:理事長

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