治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介[海外患者様] CASE-No.170|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様のケース

患者様

30代 男性 アメリカ出身

これまでの患者様の経過について

2008年頃座っている際に物を取ろうとして腰の横に痛みが走った。近医の病院受診し投薬で様子見。それ以降10回程度ぎっくり腰を起こしている。

他の整形外科受診した際に椎間板ヘルニアと診断。ストレッチやリハビリで様子見するかしなく、手術するなら固定術を提案された。

手術には前向きになれず当院にて治療希望で来院。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い8000

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰

前屈:少し腰痛

後屈:少し腰痛

ラセーグ:陰性

圧痛:無し

間欠性跛行:無し

・日常動作

長時間座ったり、立ったりしていると症状が悪化する。

歩行能力は問題無し。

画像及び所見について

  • L5/s-椎間板変性

以上の事が画像上認められます。

・L5/s-椎間板変性と右寄りにひび割れ所見を認め、主症状の原因・繰り返されるぎっくり腰の可能性が高い。

治療について

患者様と相談の元、L5/sにセルゲル法を施行

治療は簑輪院長院長が行いました。

DiscoGelを入れた画像になります。

治療は15分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル箇所=1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長