治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.17】保存療法・ブロック注射で改善せず当院を受診された患者様

患者様

50代 男性

2022年10月治療 治療から約5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(2/3,3/4,4/5,5/sの椎間板)に、椎間板変性の所見が出ていました。

各々の椎間板にひび割れ所見が認められる為、過去にヘルニアが起きていたと思われます。

治療前の経過について

高校生の時から腰に痛みを抱えていた。ぎっくり腰も起こしていた。

常に鈍い腰の痛み・おしりから下肢にかけてのしびれが主な症状。

ブロック注射をしたが効果を感じない時があり、当院で治療を行った。

治療について

治療は椎間板の2/3、3/4、4/5、5/sの計4箇所に対して、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前7030
治療から1週間後7010
治療から1か月後3010
治療から3か月後3000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、順調に良くなってきていると感じていたら治療から5日後に腰の痛みとしびれが出た。翌日は良くなったが、痛みがランダムに出ている。

1か月経過時、痛みは少し残っているが日常生活を普通に過ごせる程度に良くなった。

3か月経過時、筋肉痛のような痛みが腰に存在しているがゴルフをまた始めようと思っている。

治療の際にDiscoGelと周りの神経に麻酔を注射しています。治療直後はブロック注射と同じような効果を感じる事があります。治療直後の痛みはブロック注射の効果が切れて、椎間板にDiscoGelが入り椎間板の容積が増えたことによる痛みの増悪だと考えられます。

春までの目標であったゴルフまで快方出来てとても良かったです。

無理はせずに楽しんでもらいたいです。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹