患者様
30代 女性
2022年11月治療 治療から約4か月経過
症状及び治療について
この患者様は赤い枠で示されている箇所(4/5の椎間板)に、椎間板ヘルニアの所見が認められる。
治療前の経過について
2016年にぎっくり腰を発症。近医の整形外科を受診し椎間板ヘルニアと診断を受ける。
2022年9月に腰に違和感を感じる。同年10月には子供を抱っこした際にぎっくり腰になる。
治療について
治療は椎間板の4/5に対して、セルゲル法を行いました。
治療後の経過について
各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
---|---|---|---|---|
治療前 | 4 | 4 | 4 | 6 |
治療から1週間後 | 3 | 0 | 0 | 4 |
治療から1か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
治療から3か月後 | 0 | 0 | 0 | 0 |
以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。
1週間経過時、少し痛みが残っているが良くなってきている。
1か月経過時、腰とおしりの痛みがなくなった。
3か月経過時、痛み・しびれの症状は全くなくなった。
2016年に初めてぎっくり腰を発症してから2022年に再度発症しています。
ぎっくり腰を引き起こす要因として椎間板ヘルニアが挙げられます。
今回のように繰り返されるぎっくり腰にセルゲル法は有効的です。
もしお悩みの方が近くにいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。
※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
当院の治療法について
今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。
セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)
セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長 吉田直樹