治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.28】治療効果に満足していただけている患者様

患者様

40代 男性

2022年12月治療 治療から約5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5の椎間板)に、椎間板変性の所見が認められる。

また、左側にひび割れ所見も認められる。

治療前の経過について

2021年11月に物を拾うと腰を曲げた瞬間に痛みが走った。数日間の安静・ストレッチをしたら改善はしたが違和感は続いていた。

2022年4月は寝返りをした時におしりがしびれるような感じがした。翌朝両下肢にしびれが出てが数日で消失した。

2022年5月に近医の整形外科を受診し脊柱管狭窄気味と診断を受けストレッチと服薬にて対応していたが、痛みが引かず当院で治療となる。

治療について

治療は椎間板の4/5の1椎間に対して、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前5530
治療から1週間後5530
治療から1か月後1330
治療から3か月後1110

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、良くも悪くも現状維持の状態。

1か月経過時、腰の痛みは安定し良くなっている。坐骨神経痛はストレッチも取り入れつつ徐々に改善してきている。入浴後にしびれが出るが、ストレッチをすると治まる。

3か月経過時、若干の痛み・しびれはあるが治療受けてとても良かった。

治療後もご本人様が積極的にストレッチなどを取り入れ上手く痛みと付き合って頂きました。

時間が掛かりますので、改善するまでの間に痛みとどう向き合っていくかが重要になっていきます。

もし、治療後にお悩み等ありましたらお気軽にご連絡ください。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹