治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.7】治療から3か月後に痛み・しびれ共にほぼ完全消失した患者様

患者様

70代 男性

9月治療 治療から5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(2/3,3/4の椎間板)に、椎間板変性の所見

黄色枠で示されている箇所(4/5,5/sの椎間板)に脊柱管狭窄症の所見が出ていました。

何年も腰に痛みを抱えていたが、2022年9月頃より左腰と膝の痛みが増悪。

整形外科にてマッサージなどの対症療法を実施していたが良くはならなかった。

治療は2/3,3/4,4/5,5/sの椎間板4箇所、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前61055
治療から1週間後2311
治療から1か月後1100
治療から3か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、膝が痛く足の付け根にしびれがある。

1か月経過時、腰に重さを感じるが良くなってきている。

3か月経過時、だいぶ良くなった。たまに不安定な時もあるが毎日12000~15000歩程度歩いている。

評価値では、痛み・しびれ共に0とまったく痛みの無い生活を送れるようになり大変うれしく思います。

不安定な時期もあるようですが、ご自身で調整しうまく付き合っているようで安心もしております。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹