治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.14】腰・下肢の痛みの消失により喜ばれている患者様

患者様

60代 男性

2022年10月に治療。治療日から約5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(2/3,3/4,4/5,5/sの椎間板)に、椎間板変性の所見が出ていました。

また、L3/4に椎間板ヘルニアの痕であるひび割れの所見も認められました。

治療前の経過について

19歳からときどきぎっくり腰を繰り返していた。

ストレッチをして良くなってはいた。

2016年から仕事で腰に負担を掛けて以来、左足裏にしびれを感じるようになる。

最近の症状は、腰が重苦しい感じ・両足の痛みとしびれ。

治療について

治療は椎間板の2/3、3/4、4/5、5/sの計4箇所に対して、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前5771
治療から1週間後3231
治療から1か月後2030
治療から3か月後0030

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、つま先・足裏にしびれはあるが全体的には良くなってきている。

1か月経過時、足の痛みは無くなり、毎朝足がつっていたが最近は週1回の頻度に下がり良くなってきているのを実感している。

3か月経過時、腰の痛みは無くなった。しびれのレベルも1日の中で変動している。

腰の痛み・下肢の痛みの消失、しびれの軽減の効果が出ていてうれしく思います。

疼痛により服用していた薬も今後は減らしていきたいと患者様からおっしゃって頂き、患者様自身も治療効果に大変喜ばれておりました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹