治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.2|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

50代 男性

これまでの患者様の経過について

 海外のマッサージを受け腰痛発症。 その後、椎間板ヘルニアと診断され入院加療

 3年ほど毎月ぎっくり腰を発症し動けないときもある。

 最近では、日常生活における腰への負担が多くなる。

 

  

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い3000

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰

前屈:可能

後屈:可能

ラセーグ:右足70度で左腰痛あり

圧痛:なし

  

・日常動作

立っているときに左優位に腰が痛くなりやすい。

睡眠中や前屈姿勢、何気ないときにぎっくり腰になる

画像及び所見について

  • L2/3,4/5,5/s椎間板の変性および膨隆

以上の事が画像上認められます。

・L2/3、4/5、5/s-椎間板変性、膨隆を認め、主症状の原因の可能性が高い。

治療について

患者様と相談の元、L2/3 ,4/5 ,5/sにセルゲル法を施行

治療は丸山医師が行いました。

 

DiscoGelを入れる前の画像になります。 DiscoGelを入れた後の画像になります。

治療は60分程度で終了

回復室で休憩後、座位、立位、歩行等特に問題なしとして、歩いて帰宅されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル3箇所=1,540,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長