治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.6|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 60代 男性 

これまでの患者様の経過について

 ゴルフを頻回にし、徐々に疼痛、しびれを発症する。

 1年ほど前に、急激に痛み増悪。 病院受診し、すべり症と診断される。

 手術を勧められたが、経過観察していた。

治療前の症状について

 腰、脚の疼痛。しびれもあり。

 ゆっくり腰が痛くなってくる。

 

 

 

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い8032

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰、脚

 前屈:痛み変化なし

 後屈:痛み変化なし

 下肢伸展挙上テスト:問題なし

 大腿神経伸展テスト:問題なし

 仙腸関節部:痛みあり

 

 

・日常動作

 

 安静時、痛みなし。座ると楽になる。

 ときどき下肢の両側の下腿しびれあり。

画像及び所見について

  • L4/5-すべり症、脊柱管狭窄症
  • L3/4、4/5椎間板変性

  以上の事が画像上認められます。

・L4/5-すべり症による椎間板変性を認め、主症状の原因の可能性

・L3/4-椎間板変化を認め、主症状の原因の可能性

治療について

患者様と相談の元、L3/4, 4/5にセルゲル法を施行

治療は今井医師が行いました。

治療は30分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル2箇所=1,430,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長