治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.124】治療から6カ月経過時に改善してきた患者様

患者様

40代 男性

2023年8月治療 治療から約11カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L2/3,3/4,4/5,5/s)に椎間板変性が認められます。

治療前の経過・治療について

20歳代の頃引っ越しの最中に腰を痛める。それ以降不定期に腰痛が出る。

当院に治療目的で来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前8612
治療から1週間後8618
治療から1か月後5303
治療から3か月後4303
治療から6か月後2101

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療前と何も変わらない。

1か月経過時、痛みはまだあるが治療前より全体的にマシにはなってきている。

3か月経過時、腰にだけ常に痛みがある。

6か月経過時、痛みは軽減してきて、動きも楽になった。

今回の患者様は、椎間板変性による椎間孔狭窄が原因と考えられる。

治療後より毎日30分はウォーキングして頂き、運動習慣の定着をして頂きました。

セルゲル法は治療効果が出るまで時間が掛かります。今回の患者様のように時間経過と共に徐々に症状が落ち着いていくパターンが多いです。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長