治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.126】治療後積極的に運動に取り組んだ患者様

患者様

70代 女性

2023年9月治療 治療から約11カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5,5/s)に椎間板膨隆による椎間孔狭窄が認められます。

治療前の経過・治療について

以前から腰の痛みを抱えていたが3か月前から左下肢に痛みが出るようになり、日に日に痛みのの強さが増していった。

近医の病院を受診し、投薬にて様子を見ることに。

根治目的で当院に来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前2902
治療から1週間後2003
治療から1か月後1000
治療から3か月後5000
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、足の痛みが少しマシになった。

1か月経過時、痛みも無く家事を行えている。

3か月経過時、座ってるところから立ち上がる際に腰が痛む。日常では違和感をずっと感じている。

6か月経過時、3か月目の連絡の2週間後ぐらいから急に症状が消えた。長時間前かがみになっていると少し痛みが出るのは心配。

今回の患者様は、椎間孔狭窄によって症状を引き起こされてたと考えられます。

患者様自身も歩くことを意識して頂き、徐々に運動する習慣付けをして頂きました。

今では毎日運動する習慣までなっておりました。

椎間板の治療とリハビリなどの運動の相互作用により症状が改善したと思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長