治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.143】時間経過と共に腰痛の痛みが改善した患者様

患者様

70代 男性

2023年12月治療 治療から約11カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L1/2)に椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

30代からぎっくり腰を頻回するようになる

2023年11月に立ち上がった際に左腰に痛みを感じる。

痛みが残っている為当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6000
治療から1週間後5000
治療から1か月後4000
治療から3か月後3000
治療から6か月後2000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、あまり変わらない。中腰姿勢になると痛みは強くなる。

1か月経過時、少し楽になってきている。立ち上がる際に重だるい感じが腰にある。

3か月経過時、痛みは無くなってきているが違和感を感じる事が多くなってきた。長時間座っていると腰に痛みが出る。

6か月経過時、腰痛はどんどん無くなってきている。長時間座っていても腰が痛くなることが無くなった。重い荷物を持った時に腰が多少痛くなったが、翌日は何事もなかったように痛みがなかった。

今回の患者様は、ひび割れ所見・椎間板ヘルニアによる原因の可能性が高いです。

椎間板の容量が増え痛みが増悪することもなく、徐々に痛みが改善していき理想的な治療効果となりました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長