治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.172】10代の頃から頻発している腰痛が改善した患者様

患者様

50代 女性 

2024年2月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L2/3,3/4,4/5)に椎椎間板変性を認めます。

治療前の経過・治療について

10代の頃からヘルニアを繰り返し発症している。

2023年の末に腰に激痛が走り近医の整形外科を受診。すべり症と診断を受ける。

症状改善目的で当院受診。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前7002
治療から1週間後1301
治療から1か月後1000
治療から3か月後1000
治療から6か月後1000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、腰の痛みは無いが、普段使われていなかった筋肉に痛みを感じる。

1か月経過時、腰の重怠い感じは残っているが臀部と下肢の痛みは無くなった。

3か月経過時、痛みはほとんどなく調子が良くなっている。

6か月経過時、右腰に多少の痛みは残っているが他に症状は無く平穏な生活を送れている。

今回の患者様は、椎間板変性による症状が原因と考えられます。

治療後、比較的早い時期から症状が治まっていきました。

治療前は運動をしていませんでしたが、現在では週1のリハビリと毎日ストレッチを実施していただいてます。

症状が安定していますので、引き続き無理をしない程度で運動を続けて頂きたいです。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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