本日の治療症例紹介 CASE-No.141|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム
カテゴリー:
患者様
50代 男性
これまでの患者様の経過について
1年に1回程度、急性腰痛を繰り返していた。
1カ月前にマッサージ後の翌朝に発症。
以降ほとんど動けていない。
症状改善目的で来院。
治療前の症状について
長時間座位後の立ち上がり時に増悪。
寝返り動作:容易
立ち上がり動作:やや困難
洗顔動作:非常に困難
中腰姿勢、立位の持続:容易
長時間座位:やや困難
重量物の挙上・保持:非常に困難
・治療前の痛みレベル
腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
---|---|---|---|---|
痛みの度合い | 8 | 7 | 0 | 7 |
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
主な症状部分:腰部~両下肢

画像及び所見について

- L1/2~5/s – 椎間板ヘルニア
以上のことが画像上認められました。
L1/2~5/sの椎間板所見による脊柱管の圧排が、症状の原因の可能性が高い。
治療について
患者様と相談の元、L1/2、2/3、3/4、4/5、5/sにセルゲル法を施行
治療は小寺院長が行いました。

治療は45分程度で終了
回復室で休憩後、歩いて帰院されました。
当院の治療法について
今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。
セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)
※この患者様のケースの費用:セルゲル5箇所=1,760,000円(税込み)
セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損 傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長