治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.188】軽い運動が出来るまで改善した患者様

患者様

40代 女性 

2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4,4/5)に椎間板変性を認めます。

治療前の経過・治療について

10年以上前から腰痛と左下肢にしびれ症状があった。

2022年、椎間板に治療をして症状改善したが2024年12月頃から症状悪化してきた。

症状改善の為に当院来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6521
治療から1週間後5321
治療から1か月後4310
治療から3か月後3210
治療から6か月後3210

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療前よりは楽だが、右腰が痛く張っている感じがする。

1か月経過時、洗顔していると症状は悪化するが、座っていると症状は無くなっていく。運動は少しずつ行っている。

3か月経過時、日常生活は問題無く過ごしている。姿勢によっては、少し症状が出るのが分かる為その点は気を付けている。

6か月経過時、腰に少し張りを感じる時があるが、水中ウォーキングやストレッチをすると症状は良くなる。

今回の患者様は、椎間板変性の患者様でした。

治療前は、痛みや負担をかけてしまうと運動することを避けておりましたが、治療後からは状態も良くなり負担が少ない水中ウォーキングなどから運動を始めてもらいました。

治療と運動などのリハビリの両輪により、症状が無い生活を送れるようになりました。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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