治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.99】3か月後に嘘のように症状が消失した患者様

患者様

40代 男性

2023年5月治療 治療から約9か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/sの椎間板)に椎間板ヘルニアが認められます。

L2/3に椎間板変性を認めます。

治療前の経過・治療について

2022年   腰に違和感を感じる。近医の整形外科を受診し、椎間板ヘルニアと診断を受ける。症状は徐々に改善し2023年1月には完全に痛みが消失。

2023年2月  痛みが再発。神経根ブロック・痛み止めを服用したが翌日にはまた痛みが出てくる。日中は痛みが弱いが、夜は痛みが強く寝れない状態。

症状改善の為、当院を受診。 

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前3988
治療から1週間後3988
治療から1か月後3766
治療から3か月後0000
治療から6か月後0000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、症状全く変わらず。

1か月経過時、少しだけ症状が軽減した。

3か月経過時、嘘のように症状が消えた。

6か月経過時、症状0のまま。週3回程度の運動をしても問題無い。

今回の患者様は、L5/sの椎間板ヘルニアによって症状が出ていたと考えられます。

治療後1カ月間は、痛みが弱くならないので外科的手術も考えられていました。

症状が全く無くとても喜んでいました。ウィンタースポーツを好まれてる方なので無理せず楽しんで頂ければと思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長