本日の治療症例紹介　CASE-No.105｜ILC国際腰痛クリニック（大阪）コラム

患者様

　50代 　　女性

これまでの患者様の経過について

　１５年前にぎっくり腰発症。１年前にゴルフをしていた際に鼠径部痛。

　１か月前から、腰痛。足のしびれ発症。

　症状改善目的のため来院。

　

治療前の症状について

　

　腰部痛　左鼠経と左大腿後面のしびれ

　

・治療前の痛みレベル

	腰	下肢	しびれ	おしり
痛みの度合い	7	5	5	4

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主なしびれ部分-腰-下肢

　

　前屈：痛む

　後屈：可能

　圧痛点：増悪なし

　咳、くしゃみ：なし

　間欠性跛行：なし

　

・日常動作

　

　寝返り、立ち上がり動作は容易。

　長時間の座位、立位の持続はやや困難。

　

　

　

画像及び所見について

　

• L3/4-椎間板ヘルニア

　以上のことが画像上認められます。

・L3/4の椎間板の膨隆により脊柱管を圧排し、痛み、しびれの原因の可能性が高い。

　

　

治療について

患者様と相談の元、L3/4にセルゲル法を施行

治療は小寺医師が行いました。

セルゲル後の写真です

治療は20分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用：1,320,000円/1箇所（税込み）～1,760,000円/5箇所（税込み）

※この患者様のケースの費用：セルゲル1箇所＝1,320,000円（税込み）

セルゲル法のリスク・副作用：治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1～2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事