治療された方の症例紹介や腰痛対策ストレッチなどのコラムも

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.154】他院にてレーザー治療後の患者様

患者様

60代 女性

2023年12月治療 治療から約12カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/s)に椎間板ヘルニアが認められます。

L3は前方すべりを認めます。

治療前の経過・治療について

40代の時突然腰に痛みを感じるようになる。その時は鍼灸に数回通い改善した。

2023年重い物を持った際に腰に激痛が走った。近医の整形外科を受診し、すべり症と診断を受け内服で様子をみることに。

2023年8月他院にてレーザー治療を実施、その後改善した。

腰への痛みが残存しており当院に来院。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前4000
治療から1週間後0000
治療から1か月後2000
治療から3か月後1000
治療から6か月後1000
治療から12か月後1000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療後から痛み無く生活を送れている。

1か月経過時、常時では無いが時折1~8のレベルで痛みが出る。

3か月経過時、症状の変化は特にない。

6か月経過時、長時間の座位の時に症状が出る。少し歩くと症状は良くなる。

12か月経過時、大きな変化はないが少し頑張って動くと腰に痛みが出る事はあるが、治療自体にはすごく満足している。

今回の患者様は、椎間板変性・ヘルニアによる症状だと考えられます。

水中ウォーキングなどの運動も積極的に取り組んでおられました。

レーザー治療で残存していた症状も改善し、バスツアーなどにも参加しており生活の質が向上しておりとても嬉しく思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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