治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

本日の治療症例紹介 CASE-No.109|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 70代  男性

これまでの患者様の経過について

 4、5年前に臀部痛。

 近医にて脊柱管狭窄症指摘。

 徐々に、腰痛と間欠性跛行(10分)がでてきた。

 症状改善目的のため来院。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い7877

 まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

 主な痛みしびれ部分:腰 – 下肢

 前屈:可能

 後屈:困難

 ラセーグ:なし

 MMT:フル

 腰部圧痛点:なし

 咳、くしゃみ:増悪なし

画像及び所見について

  • L2/3 – 椎間板変性、膨隆
  • L4/5 – 椎間板変性、膨隆、脊柱管狭窄、不安定すべり

 以上のことが画像上認められます。

 L2/3、4/5の椎間板所見による脊柱管の圧排が、痛みの原因の可能性が高い。

治療について

 患者様と相談の元、L2/3、4/5にセルゲル法を施行

 治療は小寺院長が行いました。

 治療は25分程度で終了

 回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

 今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

 セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

 ※この患者様のケースの費用:セルゲル2箇所=1,430,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損  傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

 更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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