治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.126|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様のケース

患者様

70代 女性 

これまでの患者様の経過について

2021年    左下肢の痛みが出てきた。

2023年10月  整形外科受診し脊柱管狭窄症と診断を受ける。

治療目的で当院来院。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い910310

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-左臀部~左下肢のしびれ

前屈:変化なし

後屈:変化なし

ラセーグ:陰性

圧痛:右3/4・4/5

・日常動作

歩いているとき。

歩行能力は問題無し。

画像及び所見について

  • L2/3、3/4、4/5、5/s-椎間板変性

以上の事が画像上認められます。

・L2/3、3/4、4/5、5/s-椎間板変性による椎間孔狭窄を認め、各々の症状の原因の可能性が高い。

治療について

患者様と相談の元、L2/3、3/4、4/5、5/sにセルゲル法を施行

治療は簑輪院長が行いました。

椎間板に針を挿入した画像になります。

治療は30分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル1箇所=1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹