治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.145|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

70代 男性 

これまでの患者様の経過について

2010年代  腰に痛みを感じ始める。以後慢性的に腰痛の症状が出る。

整形外科通院し、リハビリをしていたが症状は改善せず。   

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い7220

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰

前屈:変化なし

後屈:軽い腰痛

ラセーグ:陰性

圧痛:L2/3周辺

・日常動作

就寝・起床の際に痛みが増悪する。

歩行能力は問題無し。

画像及び所見について

  • L2/3-炎症
  • L1/2,2/3,3/4,4/5,5/s-椎間板変性

以上の事が画像上認められます。

・L2/3-椎間板と椎間板周囲に炎症を認め、L2/3の圧痛点と重なり、現在の症状の原因の可能性がある。

治療について

患者様と相談の元、L2/3にPODDを施行

治療は河野医師が行いました。

炎症が強い為、今回PODDを施行し炎症が弱くなったらセルゲル法の流れとなりました。

治療は10分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したPODDの補足情報です。

PODDの費用:330,000円/1箇所(税込み)~550,000円/5箇所(税込み)

硬膜外オゾンの費用:33,000円/1箇所(税込み)~165,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:PODD1箇所=330,000円(税込み)

PODDのリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長